四季の魅力|Four Seasons Attraction

作りたての美味しさを台所から、海辺の食卓へ

都心からそう遠くない田舎でありながら、風景は都会にないものばかり。
ダイナミックな変化を見せる太平洋の沿岸風景と
実り豊かな常陸の大地が四季を彩ります。

春

連休の頃はひたち海浜公園のネモフィラが一面に咲きます。
春の息吹は海辺にも現れます。大潮の日の引き潮のときには、
磯の水面下に育つ、海藻の森の姿を見ることができます。
大潮の時は遠浅の大洗サンビーチでの潮干狩りや
大洗海岸での磯遊びの絶好のチャンスです。
涸沼川周辺では田植えを終えて、常陸の四季は始まります。

夏

夏の涼みは、海水浴。里海邸からもビーチへ歩いてゆけます。
海岸ではハマゴウの花が咲き、潮風に爽やかな香りが混じります。
海洋性気候のため、都心より少し涼しい夏の夕暮れ。
海岸で散歩する人々はそのまま夏の風景となります。
より涼感を求めて、水族館で過ごすこともおすすめです。
隣りの鉾田市は太平洋沿岸に育つメロンの産地。夏まで出荷が続きます。

秋

初秋は水平線の上に中秋の名月が昇ります。
名月の頃はお米の収穫がそこかしこの農家ではじまり、
9月中頃から10月頃に今年の新米が食卓に上ります。
台風の襲来後は、見栄えのよい魅力的な波が次々と現れて、
那珂川から外洋に出た流木が海岸に次々と打ち上げられます。
そしてひたち海浜公園の毛玉のようなコキアが真っ赤に紅葉します。

冬

冬の遅い夜明けは、海の真ん中から太陽が綺麗に昇ります。
急に寒い朝は、大海原に湯気が立ちのぼる「気嵐」の風景も。
ふと海岸の足元を見るとローズヒップの赤い果実や
コルクのように乾いたハマゴウの実が散らばっています。
お正月明けには近隣のいちご農家で収穫や観光農園がはじまり、
早春の偕楽園では伝統の梅まつり。常陸の春はそっと訪れます。