ごあいさつ|Introduction&Greetings

波打ち際で「ひとやすみ」五感を洗う海辺の別邸

少し疲れたら、雑然とした生活から離れ、
東京から近い常陸の保養地「大洗」へお越しください。

アン・モロー・リンドバーグが海辺の休暇を描いた著書に共感し
海辺でゆっくり「ひとやすみ」するための、癒し宿をつくりました。
白波が打ち寄せる別邸で、海からの贈物を貴方へ

「ひとやすみ」の魅力その1。心をすすぐ波打ち際の舞台。

波打ち際まで約30メートル。
お部屋や邸内各所が海辺のワンシーン。
空が海に浸されるような圧倒的な大海原を特等席からどうぞ。

舞台に現れるのは、太陽と月、雲の群れ。神話の世界。
絶え間なく打ち寄せる白波のリズムと身体を包む潮風が、
砂浜に描いた文字を消すように、あなたの心をすすいでくれます。

「ひとやすみ」の魅力その2。温かさに包まれた素朴な上質さ。

本当のリラックスに必要なものは、
飾らないこと、ありのままの自分で居られること。

素朴で気負いのない、「心地よい質感」に努めたこの宿は、
童心に帰り、四肢を伸ばしてのびのびと過ごせます。
華やかなものはありません。
あなたを温かく包む、居心地、寝心地、食べ心地をご提供します。

「ひとやすみ」の魅力その3。スローな時間に満ちてゆく心。

例えば、ある本には、十数年の時が流れているように、
里海邸も物語をつくりたいと考えております。
本や音楽と同様に、時を止めて
どっぷりと浸る時間が大切であると考えています。

海景色やストーブの炎を眺める時間、静かに音楽を聴く時間
談笑に夢中になる時間、ひたすら読書をする時間など、
意識を何かに集中できる、ひとときの充実感をどうぞ。

里海邸より ごあいさつ

里海邸ホームページにお越し頂き有難うございます。
千年昔の古代に、巡礼の地として大洗磯前神社が創建されてから今日まで、多くの人が大洗の海と空に惹きつけられました。
大洗という名前も古い地名で、昭和になって町名になりましたが、元々はこの海岸を指す言葉でした。
里海邸は開業3年余りの新しい宿と思われるかもしれませんが、大洗海岸が保養地に指定された文明開化期に創業した旅館「金波楼」を前身とし、創業時の建物が目指していた海の風情を深く愉しむ保養宿の魅力を120年ぶりに再現した宿です。
先人の語る通り、明治より4つの時代を経てなお、この風土がもたらす本質的な魅力が変わらないことに、改めて確認したところです。
これからもこの場所で、海自然と共生しながら、今日のお客様に最適な安らぎをご提供できますよう、時流に合った最適な宿づくりに努め、大洗の海と空がもたらす保養という社会的な役目を引き継いでゆきたいと考えております。

邸内の設え、食卓も、人も、素朴ながら、田舎ならではの上質さをお楽しみ頂けますよう日々努めております。
心の赴くままに海辺の休日をお過ごし下さい。

平成27年元旦
里海邸 金波楼本邸 石井盛志 文佳