大洗とは|Area Guide in Oarai

田園を走り、漁師町へ。太平洋が広がる鎮守の森の海辺

東京都心から車で最短90分で行ける大洗海岸。
心を解きほぐす荒々しい波と、太平洋の風
空と海の光のゆらぎが視界に広がり、風光明媚そのもの。
旅の舞台は、住み心地よい海洋性気候の保養地です。

大海原の心地よさを無尽に浴びる。

『大洗の海は、シンフォニー(交響曲)のようだ』誰かが言いました。
海のうねり、水平線、大空を見晴らせるのはもちろんのこと、
岩を洗う波の音、風に混じる飛沫、海藻の香り、肌を撫でる潮風。
五感に響く海自然をたっぷりと浴びて、頭の中が洗い流されてゆきます。

千年の古社。神話の記憶

海岸より百数段上り、海を望む大洗磯前神社の境内へ。
平安856年に創建し、江戸初期に徳川光圀・綱篠により再興。
祭神が降臨したという海の大岩は「神磯」と呼ばれ、
岩の上の鳥居の背後に大海が空の果てまで続きます。
刻々と変化する海辺の光彩は、神話の世界のようです。

半農半漁の町純朴な空気。

漁港は宿から歩いてゆける近さです。
近海を走る漁船。岩場での海藻採り。素潜りする漁師。
海の流れに人々の佇まいが重なり、ほのぼのと輝きます。
涸沼川では、蜆を採る細い舟。両岸には風になびく稲穂の海。
山村暮鳥が「雲」に描いた、童心を呼び覚ます光景が今も残ります。

ご近所

  • アクアワールド大洗・・・多くのサメが泳ぐ水槽と、様々な魚種が混在する大水槽が綺麗。涼感を感じる場所です。
  • 大洗ゴルフ倶楽部・・・自生する松林を活かしたコースに吹気抜ける潮風、素朴な自然そのものがハザードという名門。
  • 曲がり松商店街~大貫商店街・・・干物店や造り酒屋、漬物店、菓子屋、魚屋、旅館などが点在する長大な商店街。
  • 那珂湊おさかな市場・・・活気のある鮮魚店が立ち並ぶ、那珂湊漁港前の市場。